「エコバッグの洗い方とお手入れ方法」7月のレジ袋有料化に備えよう
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エコバッグの雑菌が怖い!正しいお手入れ方法とは
7月からの本格的なレジ袋有料化にむけて、エコバッグを持って買い物に行く人が増えています。使用する頻度も高く、主に食料品を入れるエコバッグは、意外と汚れています。目に見える汚れから、目に見えない雑菌まで、そのままにしておくと良くない影響が出てしまう事も。
そこで今回は、 エコバッグを清潔に保つお手入れについてご紹介します。これから使用頻度も多くなるエコバッグの手入れを今から習慣づけましょう!
エコバッグが汚れる原因
意外と汚れているエコバッグ、一体どんな原因で汚れるのでしょうか。
肉や野菜の汁による雑菌
冷凍食品による水滴や食品からこぼれた汁が、エコバックの内部に付着すると、。その水分にホコリなどが付きます。そうすると、 雑菌が発生し、カビなどの原因となります。この汚れは、食中毒まで引き起こしてしまうきっかけになるので、とても怖いです。
手についている雑菌
エコバッグの持ち手部分も汚れます。手についた手垢や油が持ち手部分や、エコバッグの触ったところにつきます。こちらも雑菌が湧いてしまう原因になります。
レジカゴ、カート、荷詰め台にある目には見えない雑菌
お店に必ずある レジカゴ、カート、荷詰め台。いろいろな人が使用するので、手の汚れや食品の汚れがついています。そこにご自身のエコバッグを置くことで、知らずのうちに雑菌が付着してしまうのです。
エコバッグを清潔に保つ対策
エコバッグを常に綺麗に保っておくにはどんな工夫ができるのでしょうか。
エコバッグを使い分ける
ナイロン素材、布素材のエコバッグの多くは 洗濯機で洗うことが出来ます。さらに、ナイロン素材は薄くて頑丈なものが多く、洗濯しても乾きやすいのでおすすめです。しかし、保冷タイプになると洗濯機で洗うことができない場合も。遠方に買い物に行く場合は保冷タイプが必要ですが、近所であれば洗えるエコバッグを使うなどの 使い分けをしましょう。
使い終わったら乾燥と除菌
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エコバッグを使用した後は、その中に 湿気が残らないよう、ハンガーや洗濯ピンを使用して干します。 しっかり乾燥してから折りたたんで仕舞うようにします。また除菌スプレーをかけてから、食品が触れていた裏側を日光に当てるように干すとより良いです◎。
定期的な洗濯
お持ちのエコバッグの洗濯表示を確認して、 定期的に洗濯しましょう。手洗いのものや、洗濯機で洗えるものなど様々です。汚れてしまった時はもちろんですが、そうでなくても 週1回程度は洗うことをおすすめします。
エコバッグの洗い方や洗濯のポイント
エコバッグを洗う方法や注意しなくてはならないポイントについてご紹介。
洗い方
手洗い
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手洗いするときは、ぬるま湯で洗うと、汚れ、手垢汚れの油分などが落ちやすくなります。
①洗いおけや洗面所で40度くらいのお湯をはり、洗濯洗剤を適量入れます。
②軽く混ぜたら、エコバッグを押し洗いします。
③数分洗ったら、きれいな水ですすぎ軽く絞ります。ここで強く絞ると型崩れしやすくなるので注意が必要です。
洗濯機
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エコバッグ内の洗濯表示を確認し、洗濯機で洗えるものでしたら、手軽に洗濯が出来ます!洗濯機でエコバッグを洗う時は、シワになりにくいように、洗濯ネットに 平らにして入れてから洗います。
洗った後の干し方
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洗った後は、なるべく早く乾かします。濡れたまま置いておくと雑菌が発生したり、色移りしてしまうことがあります。また干す時は、早く乾くように裏返しにしてシワを伸ばした後、ピンチハンガーで 数カ所止めて風通しの良い干し方をします。
汚れや臭いがひどい時は?
エコバッグの汚れがひどい時や、臭いが気になるときは、 洗濯用酸素系漂白剤の使用がおすすめです。エコバッグの除菌もできて、より清潔にすることができます。手洗いの場合も洗濯機の場合も、酸素系漂白剤を入れた ぬるま湯に30分ほどつけ置きしてからあらいます。エコバッグによっては使用できない素材があるので洗濯表示の確認が必要です。
洗濯の際に柔軟剤を入れるのはNG
洗濯洗剤と一緒に入れると、香りも肌触りもよくなる柔軟剤。しかし、エコバッグを洗う時にはおすすめできません。なぜなら、食品を入れることが多いからです。エコバッグが柔軟剤の香りになると、食品への香り移りが心配になります。汚れを落とすだけの為に洗濯することをおすすめします。
洗えない保冷用エコバッグの場合は?
家庭で 洗えないエコバッグは、除菌スプレーをした後に 軽く湿らせた布で拭き取ります。またシミや汚れの気になるところがある場合は、部分的に洗濯洗剤を少しだけ付けて、たたきます。汚れが浮き上がったら、水を軽く含ませたタオルやキッチンペーパーなどでたたいて汚れを吸い込ませましょう。あとは、他のエコバッグと同様にしっかり乾かします。
汚れ対策にもなる品物の詰め方
エコバッグをきれいに保つために、お店で品物を詰める時に注意するポイントがあります。
日用品と食品は別のエコバッグにする
お肉や野菜などの食品を入れるバッグと、日用品、洗剤、雑貨などを入れるバッグを 使い分けるのがおすすめです。分けることで、ニオイや汚れが移ってしまうのを防ぐことができます。
レジカゴ、カート、荷詰め台が汚れていないか確認
他の人も共有する、お店のレジカゴ、カート、荷詰め台がありますね。ご自身のエコバッグを置く前に汚れていないか確認しましょう。最近ではスーパーに除菌スプレーが置いてあるところもあります。ない時でも、ご自身の除菌ウェットシートで拭いてから使用するようにしましょう。
お肉などはビニール袋をかぶせよう
お肉をはじめ、 汁気のある物や野菜などは ビニールをかぶせてからエコバッグに入れましょう。直接エコバックに食品が触れないので、菌も繁殖しにくくなります。またシミなどの汚れも防ぐことができます。
詰める順番を気をつける
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冷たいもの(肉・魚・冷蔵食品・冷凍食品)はまとめて入れ、温かいものと冷たいものを 密着させないようにしましょう。また、重いもの(牛乳や根菜類など)を下に、軽くて潰れやすいもの(卵やパンなど)はなるべく上に詰めることで、エコバッグの中で荷物が崩れたり、汁が漏れてしまうのを防げます。
毎日使うエコバッグを清潔に保とう
instagram @aloooha19
これから使用頻度があがるエコバッグ。今まではエコバッグの汚れなんて、考えたこともなかったという方も多いと思います。しかし今回ご紹介したように、その汚れから雑菌が発生し、食中毒などへの影響も懸念されています。何気なく使っているエコバッグですが、簡単な方法で清潔に保つことができます。
定期的にエコバックのお手入れをして、しっかり対策していきましょう!
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